お知らせ
今年の第一回目のCore講座がまもなくはじまります。
第一回目は金沢大学教授 小林宏明氏による吃音教育臨床講座です。
小林宏明先生からメッセージを頂きましたので、ご紹介させていただきます。
「昨今、吃音のある人の支援に関する研究では、多面的・包括的アプローチが
注目されています。これは、従来のアプローチが吃音の言語症状の軽減に主に
焦点を当ててきたのに対し、吃音への認知・行動・情緒、吃音のある人を取り
巻く環境など、吃音のある人を困らせている様々な要因を多面的・包括的に実
態把握や支援を行うものです。多面的・包括的アプローチの目的は、吃音の言
語症状の軽減だけではありません。例えば、吃音に対する不安や緊張が軽減す
る、吃音のために避けていたことに取り組むなどの吃音への認知・行動・情緒
に関する困難の軽減や、先生やクラスメイトの吃音への理解や配慮が進む、吃
音へのからかいがないなどの吃音のある人を取り巻く環境の整備も大切な目標
の一つとなります。
吃音教育臨床講座では、吃音のある学齢児を対象とした多面的・包括的アプ
ローチについて、私の国際生活機能分類(ICF)に基づいた教育実践を紹介した
り、参加される皆様と議論したりできればと考えています。
何とぞ、よろしくお願いいたします。」
(きつおんニューズレターにも掲載中です!)
★2日間共に、現在受講受付中です!
お申し込み方法は「講座&カフェ」ページをご覧下さい。
<<講義内容>>
5月28日 Basic:吃音のある子&保護者が抱える困難をICFに基づいて整理すると共に、
吃音のある子どもの教育の目的をどのように設定すれば良いかについて検討します。
また、「学齢期吃音の指導・支援ICFに基づいたアセスメントプログラム」に基づいた
学齢期吃音の教育の実際について、具体的な事例の紹介を交えて概説します。
5月29日 Advance:早坂吃音専門士養成協会で吃音臨床の事例について、
評価の観点や教育の目的及び方法について参加者同士で議論します。
小林宏明先生のホームページ「吃音ポータルサイト」もご覧下さい。
http://www.kitsuon-portal.jp/
5月のカレンダーを更新いたしましたので、ご確認下さい。
そして、いよいよCore講座がスタートします!
★2日間共に、現在受講受付中です!
お申し込み方法は「講座&カフェ」ページをご覧下さい。
<<講義内容>>
5月28日 Basic:吃音のある子&保護者が抱える困難をICFに基づいて整理すると共に、
吃音のある子どもの教育の目的をどのように設定すれば良いかについて検討します。
また、「学齢期吃音の指導・支援ICFに基づいたアセスメントプログラム」に基づいた
学齢期吃音の教育の実際について、具体的な事例の紹介を交えて概説します。
5月29日 Advance:早坂吃音専門士養成協会で吃音臨床の事例について、
評価の観点や教育の目的及び方法について参加者同士で議論します。
5月28日、29日 小林宏明先生による 吃音講習会開催します
朝10時から、17時までの講習会、2日間を 吃音あるある話しと、教育現場でどうするのか、吃音を深く理解したい方々のための講習会です。
特に2日目、29日には、協会に、2才2ケ月 発吃直後から通って来られ、この4月小学校に入学されたぼうやの臨床のプロセスをたどり、今後の学校教育での関わりについて、小林宏明先生に提案いただき、出席者一同で討議する セッションを設けております。ぼうやのご両親も参加され、小林宏明先生から直接にお話しいただく、相互学びの場を作ります。
また、アスペルガーとADHDと診断された、吃音をお持ちの小学校3年のぼうやのカンファもおこないます。眼球運動の問題、体幹と頭部との繋がりの弱さなど、吃音と相対的には独立してみえる 様々な問題をお持ちのお子さまへの対応、どういたしましょうか。1年間の経過を報告し、討議いたします。
ぜひ、ご参加ください。学生割引、その他、就労されていない方々への特別な割引もさせていただきます。
新しい試みです。
ぜひとも、おいでくださいませ。
(こちらの内容やその他最新の情報は協会のfacebookページからも是非ご覧下さい
https://www.facebook.com/hayasakakituonnkurinikku/)
きつおん NEWS LETTER 第2号発行致します。第一号に引き続き編集は、NPO法人 アート多摩理事長 中村弘子さんです。
今回のTOPIXは、5月28日、29日に開催する 吃音教育臨床講座のご案内です。
学童吃音教育においては、斯界NO.1の金沢大学教授 小林宏明先生の知識と臨床講座を2日間に亘ってお送りする 贅沢な講習会です。
2日目の29日は、早坂の担当するクライアントさんを 小林宏明先生が、
別の視点から見、別の角度からアプローチを提案し、受講生とともに、
デイスカスするという 新しい 臨床カンファレンススタイルを開発、提案するものでもあります。
夏は、早坂のクライアントさんを、熟達した臨床心理士さんから、読み直していただく、という試み、
秋には、早坂のインテーク直後のクライアントさんに、菊池良和先生が直撃し、
その方針で早坂が、臨床を継続、という試みも行う予定です。
こうした、一つの事例を、リアルタイムで 専門家たちが論じあう 場は、新しい試みであると自負しています。
今後、NEWS LETTERは、より厚みを増し、国内外の情報発信を行うとともに、講習会も、net配信などによって、
より廉価に、より、広く 行ってゆきたいと考えています。
今後とも、ご支援よろしくお願いいたします。
(こちらの内容やその他最新の情報は協会のfacebookページからも是非ご覧下さい
https://www.facebook.com/hayasakakituonnkurinikku/)